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バトスピ研究所 第5回「黄ってどうなったの?」

助手「所長、なんで急に黄のカードを並べ始めたんですか?」

所長「いやなに、前回白に対する考察をしたからな、ついでだからいっそのこと全色いってみようと思ってね」

助手「……つまりそれで新弾や次号のケロケロAの発売日までも話題持たせようってことですね」

所長「大人の事情に口を出すな。ただそれを抜きにしても、今の段階で黄に焦点を当てるというか研究していかないと。ただでさえ黄の話題はミカぐらいしか挙がらなかったわけだし」

助手「でも僕、黄のデッキ組んでるとデッキが80枚ぐらいになっちゃうんですよ」

所長「あれもこれもとやりたいことを詰め込みすぎだ。確かに黄はパワーが低い分他の色よりコンボ要素が多いが、だからといって詰め込みすぎれば互いを殺すことになる。一本に絞ることが大切だ。とはいえ、現状で黄単で組む場合は、好むと好まざるとアルカナデッキにならざるをえないんだよな」

助手「あれ、所長。それだとすぐ話題が終わっちゃいますよ? それに黄は光芒があるじゃないですか」

所長「慌てるな。あくまで黄単の場合だ。黄は先ほども言ったがパワーが低い。よってそれを補うのはコンボとなるが、現状強力というか実戦レベルのコンボはアルカナぐらいしかないんだ」

助手「とすると入るカードはとにかくアルカナと付くカードと……」

所長「ああ、そんなにいらん。必要なのはトランプの王国とアルカナプリンセス・アン、あとはパペットストリングスぐらいだ。ぶっちゃけそれ以外はお好みでどうぞ、といった感じだ」

助手「え、アルカナデッキなのにそれだけなんですか? アルカナプリンスとクランで超BPにするとか」

所長「そんなことをしても意味はない。大体BPなんてよっぽどのことがない限り10000もあれば事足りるんだ。それより重要なことは、だ。フレイムサイクロンに耐えられる6000以上にどれだけすばやく到達できるかだ。オベロは6だが、アンは4だ。おまけにオベロのコストは5/2だがアンは6/5のため最低5コアで到達することができる。今の赤時代にはこれは重要な要素だ」

助手「でも、アルカナデッキっていってるのにアルカナを全然入れなくて大丈夫なんですか?」

所長「便宜上そう呼んでるだけだ。実際トランプの王国とアタッカーがいればどうとでもなっちまう、というか突き詰めればそういう形になるというのが現実だ。逆にいえばしっかりとしたアタッカーとトランプの王国だけあればいくらでもアレンジできる自由度の高い型とも言えるな」

助手「所長、そうするとどうやって組んだらいいのか逆にわからなくなってくるんですが」

所長「そういう人は、もう一つデッキの大部分を埋める軸を用意すると組みやすいな。例えば文字通りアルカナで埋め尽くしてもいいし、遊精ビートを仕込んでもいい。混色の場合は……まああとで話すか」

助手「それで所長、他にはどういう型があるんですか? 光芒デッキとか色々ありそうですけど」

所長「あることにはあるが……やっぱりアルカナデッキのようにそれだけで機能するものは今はないんだ。サポートとしては申し分ないものが多いんだがな。とはいえそれでも大別すれば3つある。ひとつは2弾の頃からある歌鳥デッキだな。系統をいじれるという利点は、新弾が出る度に拡張されていく。例えば今回出た英雄の喪失Lv2の効果なんか相性抜群だな。本来系統:勇傑を持つスピリットは勇猛果敢なものが多いためLv2効果はほとんど保険程度にしかならないんだが、これに歌鳥を組み込むとひどいことになる。系統:勇傑を得てもこいつらは本来非力な小鳥、大抵BPが1000だの2000だのだから、ブロックすれば自壊しない限りほぼ確実に倒される。つまり歌鳥で総攻撃しようものなら、1体につきデッキ5枚破棄するか、それともライフで受けるか選べと強要できるわけだ」

助手「うわ~、えぐいですね。フレイムテンペストでも持ってなかったら防げませんよ、それ」

所長「これは極端な例だが、黄単でも想獣を増やしたりもできる。二つ目は先ほども挙げた遊精ビートだ。といってもこれは上記のように自由度が高すぎるデッキに対する軸を作るのが目的であって、あまり前面に出せるものではない。色も必然的に黄と緑の混色になる。紫だけはフラットフェイスで代用できるが、緑のスピリットとサイズだけはどうにもならない。チワールのBPアップも所詮は1000だけだしな」

助手「もう少し大きなメリットがほしかったですね。1000だとどうしても小物の集団になっちゃいますし。遊精自体アタッカーって呼べるのなんてスタッグローブとカプリホルンぐらいなのは厳しいです」

所長「三つ目は、コスト2デッキだな。まあこれもほぼ混色になってしまうが、それでも能力のトリガーにある程度の黄のカードが必要なのも事実だ。このデッキのメリットは有用なコスト2サポートの数もさることながら、強力なロイヤルポーションがあることだな。これも組むには相当な自由度の高さがあるので下手に手を出すのはあまりお勧めできないな」

助手「あれ? 所長、光芒デッキがありませんよ?」

所長「はっきり言って、光芒デッキは黄のデッキと呼びたくないというか、黄のデッキである理由がないんだ。なぜなら、黄にはバトル中使いまわせて美味しいマジックがほとんどない。むしろ他の色の方に溢れているぐらいだ。それならタッチでそのマジックを入れればいいんじゃないかと思うが、そうすると突き詰めればじゃあ光芒の方がタッチでいいんじゃないか、ということになる。黄のスピリットのパワー不足のおかげでそうした方が安定するからだ。光芒持ちで一番手軽に使えるのはアルカナビースト・ペイラだが、こいつは軽減が1しかないから混色でもまったく問題はないからな」

助手「でもフォーカスライトでドローしたり、星降る巡礼地で防御を固めたりとか、黄のデッキじゃないとできないこともあるんじゃないですか?」

所長「そんなことをする余裕はない。光芒は元々一撃必殺のフィニッシャーなんだ。出したターンで確実に仕留める、相手に1ターンとはいえ準備をさせない、そういうつもりでやった方が強い。逆に現状コストが重い光芒を並べてフォーカスライトでドローしようとしたり、防御時に光芒効果を発動させようとしたところで場が整う前に殴りきられたら意味がないだろ。軽くてすばやく場を整えられる光芒持ちがいるならいざ知らず、現状は初太刀で殺した方が安定するんだ」

助手「光芒を軸に立ち回るデッキを組むには、まだまだ資材不足ってことなんですね……」

所長「というよりも、だ。そもそも黄は混色を非情に組みやすくなっているから、何も単色に拘る必要はない。黄と混色しつつ、防御がほしければコリスタル、アルカナビースト・ケンがいるし、そういうのが不要なおそらく白だろうが、そういう場合は光芒持ちでインブジブルクロークとホワイトポーションを使い回してもいいし、アルカナコンボでアースガルドが殴りこむのもいい。ミケネとコリスタルのおかげでトランプ王国のコンボは混色でもやりやすいし、ティングリーとパペットストリングスがあればどのスピリットも系統:四道を持つことができる」

助手「聞いてる限り、本当にサポートのエキスパートですね、黄って」

所長「そういうことだ。逆に言えば現状よっぽどの拘りがない限りは、黄は単色で組むメリットがないともいえる。悲しいことだがな」
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by mma-island | 2009-05-13 03:09 | バトルスピリッツ | Comments(0)