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カテゴリ:バトスピ部( 163 )

第3話「来訪者は突然に」

「お~、やってるやってる」

真魚「って、どこから入ってきてるのよあんた!」

「いや~、お前たちがバトスピ部なんてのを立ち上げたってキキから聞いてな。面白そうだから覗きにきた」

真魚「だからってわざわざ窓から入ってこなくても」

美夕「まるで何かのマンガみたいです」

「そんなことよりとっととバトスピやろうぜ、バトスピ」

真魚「いきなりね、ホント……」

「なんたって構築以外でバトスピに触れられる機会は最近金・日ぐらいだったからな。ところで明日美は?」

美夕「お家の都合で今日はちょっと遅れるそうです」

真魚「というわけで、やるならあたしが相手よ! 美夕をあんたの毒牙に掛けるわけにはいかないからね」

「毒牙って、いやな言い方するなよ。今回のデッキもただのお遊びデッキの試作品だぜ」

真魚「あんたが組んでくる『ネタデッキ』はなにやってくるかわからないから怖いのよ。リセであんたに当たった人も絶対同じこと思ってたわよ」

「ダイスダイス、と。じゃ、俺の先攻だな。魔剣士ドラゴナーガを召喚してターンエンド」

真魚「いきなり召喚時ドロースピリットか。なら手札が整う前に速攻速攻。ティラノイドを召喚して、アタック!」

「ライフで受ける。けどお前、まあ別に間違っちゃいないが……」

真魚「なによそれ。ターンエンド」

「コア、ドロー、リフレッシュ。ドラゴナーガをLv2にし、バンシィをLv2で召喚。続いてゲパルバートをブレイヴ、1ドロー」

真魚「げっ、そいつは……」

美夕「合体アタック時に疲労状態のスピリットを破壊するブレイヴですね」

「その通り。速攻はいいが、紫相手にブロッカーも置かずに単独で殴りに来るのは感心しないぞ。バンシィアタック、ティラノイド破壊」

真魚「う~、ライフで受けるしかないわ」

「じゃ、ターンエンド」

真魚「あたしのターン。このままじゃ不味いけど攻めないと始まらないし……ブレイドラを召喚。その後レイニードルを召喚して、トップドロー万歳ブレイヴドロー!」

「おお~、いい引きだ」

真魚「2枚ドローして、3枚オープン。めくれたのはフレイムガスト、サジッタフレイム、バスター・ドラゴンで、バスター・ドラゴンを回収、と。サジッタフレイムを上にしてデッキに戻して、そしてそのままバスタードラゴンをブレイドラにブレイヴ! ついでにレイニードルもLv2にしてアタックステップ!」

美夕「真魚ちゃん怒涛の攻勢ですね」

「赤速攻だからな」

真魚「ブレイドラでアタック! 合体アタック時効果でドラゴナーガを破壊!」

「ま、それは通すか」

真魚「ターンエンド!」

「ブレイドラをバンシィで破壊できるけど、バスター・ドラゴンを追加で処理しないとレイニードルにブレイヴさせるってわけか」

真魚「その通り! 小さいの並べても次のターンサジッタフレイムで焼いてあげる!」

「しょうがないな~。じゃあご期待に応えて、魔剣士ドラゴナーガを召喚。続いて魔術師の方のドラゴ・ナーガも召喚。アタックステップに入って、バンシィでアタック。ブレイドラ破壊」

真魚「バスター・ドラゴンは場に残して、ライフで受けるわ!」

「ターンエンド」

真魚「私のターン! う~、わかっちゃいたけど全然手札減らないわね、あいつ」

美夕「ドロー効果を持ってないの、バンシィだけだからね」

真魚「でもまだまだ! レイニードルにバスター・ドラゴンをブレイヴ! レイニードルはそのままLv3に! シュリケラトプスを召喚して、サジッタフレイム! 破壊するのはバンシィ!」

「ゲパルバートは場に残す。ほ~、蛇2体を片付けないのか」

真魚「その手には乗らないわよ~。蛇よりもそこにいるバンシィでのらりくらり破壊されちゃう方が厄介だもんね! アタックステップに入って、レイニードルアタック! 合体アタック時効果でゲパルバートを破壊!」

「ライフで受ける」

真魚「今度はシュリケラトプスでアタック! 効果で同じBP2000の魔術師ドラゴナーガを破壊するわ!」

「はいはい、ライフで受ける」

美夕「残ったドラゴナーガでブロックしないんですか?」

「まあね」

真魚「なに企んでるのかわからないけど、ターンエンド!」

「じゃあ俺のターンだな。ドロー。ソウルホースを2体召喚だ」

真魚「ここにきてソウルホース?」

「ああ、準備が整ったからな。というわけでビッグバンエナジーを発動」

真魚「……え?」

「召喚、ガイ・アスラ」

真魚「ぶっ!」

「ついでにアメミードをブレイヴ」

真魚「って、ちょっと待ちなさいよあんた!」

「待たない。ガイ・アスラでアタック。フラッシュなにかあるか?」

真魚「う~……(3分経過)……ないわ!」

「なにかあるなら、今の内に撃っておけばいいのに。デッドリーバランス発動」

真魚「ちょっと! あんたそれやりたいためだけに召喚時ドロー効果ばっかり集めたわね!」

「当然だ」

真魚「そもそもよく考えたら普通に超覚醒だけで死ぬじゃないあたし!」

「しょうがないだろ、これがやりたかっただけなんだから。不死+ハングドマンの用意が間に合わなかったのが心残りだけどな」

真魚「こ……の……っ!」

美夕「作者さんすご~い」

「そうだろそうだろ、やっぱりロマンカードはこういう風に使わなきゃ」

真魚「ええい、もう一度よ! 今度はビックバンエナジー使われる前に一気に倒してやるわ!」

「よし、今度はおまけして不死+ハングドマンも見せてやるか」

真魚「結構よ!」
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by mma-island | 2010-11-18 22:21 | バトスピ部 | Comments(0)

第2話「結成! バトスピ部」

真魚「というわけでバトスピ部を作ってみました~!」

美夕「えっと……いつの間に?」

明日美「本当に真魚さんのこういうときの行動力は感嘆いたします」

真魚「だって、申請の手続きとかその他諸々の描写を細かくしたってつまんないじゃん。そういうのが目的の作品じゃないし、別になにか障害があったわけでもないんだから」

美夕「そんな身も蓋もない……」

真魚「それはともかく早速やりましょうよ、美夕! ちゃんとデッキ組んできたから今度は負けないわよ!」

明日美「真魚さん、昨日はあの後散々でしたからね」

真魚「半分以上は明日美さんにやられたんだけどね。すごく素敵な笑顔で言ってるところ悪いけど」

美夕「でも真魚ちゃん、ちょっとペース速くないかな?」

真魚「ああ、それは錯覚よ。あの馬鹿が第1話を未公開を解除するのを忘れてて、二日間も未公開のままだったからそう思うだけよ。さ、早くやりましょう」

美夕「真魚ちゃんメタなこと言わないで……。(ダイス転がす)えっと私が先行かな」

明日美「美夕さんがどんなデッキを組んできたのか非常に楽しみです。真魚さんは大体予想つきますけど」

真魚「……それどういう意味なの?」

美夕「えっと、第1ターンはコアステップはなしでしたね。ドローして、ジャンガリーを召喚します。次にガドファントを召喚してターンエンドです」

明日美「あら、機獣デッキですね」

美夕「うん。過去のカードはあまり目が通せなかったから、なるべく新しいのだけで組もうかなって思って」

真魚「じゃあ次あたしのターンね。ブレイドラを召喚して、続いてティラノイド召喚。もひとつおまけにバスター・ドラゴンをブレイドラに直接ブレイヴ!」

美夕「うう、一気にきた……」

真魚「一気に行くわよ~! ブレイドラでアタックして、バスター・ドラゴンの合体時効果でガドファントを破壊!」

美夕「BP2000のジャンガリーじゃ止めれないので、ライフで受けますね」

真魚「続いてティラノイドでアタック!」

美夕「それもライフに通します……」

真魚「じゃ、ターンエンド!」

明日美「思っていた通りの速攻デッキですね。それでもちゃんと殴りやすい形に整えてる辺りが真魚さんらしいです」

真魚「ふふふ、小さいのなんて出してたらどんどん焼いていくわよ~」

美夕「あうう……私のターン、エンペラドールを出します」

真魚「って、エンペラドール!?」

明日美「自分の機獣に装甲:赤/青を与えるスピリットですね」

真魚「ちょっと待ってよ、それじゃあジャンガリーとか焼けないじゃない!」

美夕「ジャンガリーでアタックしますね」

真魚「防げるスピリットがいないからライフで受けるけど……痛いな~」

明日美「いきなりコンセプトの半分が潰されてしまいましたね。美夕さんはあのカードプールの中で守備重視で組んでいるのもらしいです」

美夕「えっと、ターンエンドです」

真魚「うう、そいつ本当にまずいのよね~。でも今ならBP低いし、ブレイドラをLv3に上げてアタックステップ、ブレイドラでアタック!」

美夕「ライフで受けますね」

真魚「しょうがないから、ターンエンドよ」

明日美「真魚さんにしては慎重ですね」

真魚「しょうがないじゃない、向こうは新しいの出したりブレイヴしない限りティラノイド以上にはならないんだから。って、またさらりとひどいこと言わなかった!?」

美夕「私のターン。エンペラドールをLv2まで上げて、セイバーシャークをブレイヴさせます」

真魚「あれ? そいつどんな効果だったっけ?」

明日美「召喚したターン、自分のスピリットのブロック時効果をアタック時にも使える効果です」

美夕「続いてガドファントをLv2で召喚。アタックステップ、エンペラドールでアタックします。エンペラドールのブロック時効果で+3000、セイバーシャークで+3000されてBP14000です」

真魚「ティラノイドの倍以上!? そんなのライフで受けるしかないじゃない!」

美夕「続いてガドファントでアタックします。ブロック時効果で+3000されて、BP6000
です」

真魚「ティラノイドと相打ちっていうのも美味しくないのよね~。仕方ない、ライフで受けるわ」

美夕「ターンエンドです」

真魚「このターンで決めないと本当にやばいわね。ドロー。やっときた……ユースエディアを召喚。Lv3にしてバスター・ドラゴンをブレイヴ。アタックステップに入ってユースエディアでアタック!」

美夕「じゃあフラッシュタイミング、ガドファントの上のコア2個を使ってインフィニティシールドを使います」

真魚「なんだっけそれ?」

明日美「このターン、系統に武装か機獣を持っているスピリットは疲労したままブロックできるようになるカードですよ、真魚さん(にこにこ」

真魚「なんですって~!?」

美夕「疲労しているエンペラドールでブロックします。BPはさっきのアタックのときと同じで、14000です」

真魚「勝てるわけないじゃないそんなの!」

美夕「じゃあセイバー・シャークのブロック時効果で、BPを比べて相手を破壊したとき、相手のライフを1個リザーブに置きます」

真魚「うう……一応バスター・ドラゴンはフィールドに残しておくわ。ターンエンド」

美夕「じゃあ私のターン。ガドファントをLv2に戻して、アタックステップ。ジャンガリーでアタックして、フラッシュタイミング、なにかあるかな?」

真魚「なにもないけど、まさか……」

美夕「なにもないなら私のフラッシュタイミングにインビジブル・クロークを使います」

真魚「やっぱり!? 対抗策何もないわよ、そんなの!」

明日美「あらあら、これで美夕さんの勝ちですね」

真魚「う~……もう一回、もう一回よ! 今度はエンペラドールが出る前に勝負つけるわ!」

美夕「う、うん」
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by mma-island | 2010-11-13 20:48 | バトスピ部 | Comments(0)

第1話「はじめよう、バトスピ」

美夕「あれ? 真魚ちゃんなにそれ?」

真魚「ああこれ? バトルスピリッツっていうカードゲームよ」

美夕「真魚ちゃんまた新しいの始めるんだ……」

真魚「……美夕、おとなしいセリフの裏にちょっとした棘が見えたわよ。今度新章第1弾が発売されるって聞いたから、この機会にって思ってね」

明日美「あら真魚さん。今度はそれに気移りいたしたんですね」

真魚「明日美さんまで……」

美夕「明日美さんはやったことあるんですか?」

明日美「話に聞いていただけで、実際に触ったことはありません。ですが真魚さんが今から始めるというのならば、過去の弾のカードを一通りお揃えしておきました」

真魚「あ、ありがと、明日美さん。……いつの間に」

明日美「美夕さんもいかがですか?」

美夕「え、いいんですか?」

明日美「構いませんよ。カードはいっぱいありますし、どうせ始めるのなら一緒に始めた方が楽しいですよ。対戦相手にも困りません」

美夕「そ、それなら私もやってみようかな~……。ルール教えてね、真魚ちゃん」

真魚「オッケーオッケー。……あたしが覚えてからだけどね」



明日美「それでは、早速ルールの簡単な解説に参りましょう」

美夕「は~い」

真魚「って、ちょっと待った! 明日美さん、やったことないんじゃなかったの!?」

明日美「さきほどルールブックを一通り拝読して暗記しました」

真魚「そ、そう……」

明日美「まずこのゲームの目的は、相手のライフを削って勝利を目指すことです。相手のデッキを突き刺せて勝利を狙う方法もあるのですが、基本はこれです。続いてはこのゲームの特徴的なシステム、コアについてです」

美夕「コアって、この綺麗な石のことですか?」

明日美「はい。このコアはカードを使用するためのコスト、スピリットを維持するためのエネルギー源、そしてライフとして扱われ、他のゲームにはない実にリーズナブルで効率的なシステムとなっています。今回は公式に用意されているコアを使っていますが、それがなければおはじきとか小銭とか、もっといえばトランプとかでも流用は可能です」

真魚「でもこれちょっと小さくない?なくしちゃいそうなんだけど」

明日美「真魚さんはそうでしょうけど、実際この大きさが一番便利なんです。扱いやすくて、ほんの僅かな時間の目視でもすぐ数を把握できたり、実際に使ってみればこの大きさが適度な大きさだとわかるんです」

真魚「ふ~ん……って、ちょっと待った! 明日美さん、今なんかさらりと酷いこと言わなかった!?」

明日美「細かいルールは、後に実践も交えて補足するとして、カードの解説に行きましょう。まずはこのゲームの主役ともいえるスピリットです。スピリットは他のゲームではモンスター、クリーチャーとも呼ばれるもので、フィールド上の攻防、及びライフを削る役割のほとんどを担っています」

美夕「じゃあデッキを組むときはスピリットが多目の方がいいんですね」

明日美「ええ、一般的にはそうですね。もちろんスピリットがあまり入ってない、もしくはほとんど入れない構築もありますけど、初心者は基本に則ってスピリットでの攻防をメインに組んだ方がいいですね。基本の段階で変な癖をつけても困りますから」

真魚「そりゃ~ね~。基本できてないのにイロモノ構築しても何の意味もないからね」

明日美「そういうことです。次はネクサスです。これはフィールドに残って効果を発揮する、いわば地形を変化させるカードです。何種類でも、何枚でも配置できて、シンボルも持つので軽減に使用することもできます。コンボで強力な使い方もできますし、専用のネクサス破壊を積まなければ破壊することができないのが厄介なところですね」

真魚「でもこれ、シンボル持ってても殴れないんでしょ?」

美夕「強力な効果を持っていても、ネクサスばかりを積んでたら勝てないってことなんですね」

明日美「ええ、その通りです。もちろんネクサスを大量に積むデッキもあるのですが、それもまた後に補足するとして次はマジックです。これは他のゲームでもよくある魔法カードで、それ自体は取り立てて説明するほどでもないですね」

美夕「マジックって、効果が二つ書いてあるんですけどこれはどういうことですか?」

明日美「これはメイン効果とフラッシュ効果といって、メイン効果は自分のメインステップにしか使えない効果です。総じて強力な効果、もしくは前もって使っておかないと強すぎる効果をアタックステップに発揮する効果が多いですね。フラッシュ効果はどのタイミングでも使用できて、これも様々な効果を持ちますが、メイン効果も持っているマジックは基本的にそのターン中にスピリット1体のBPを上げる効果が主流となりますね」

真魚「ねえ明日美さん、このカードはスピリットとは違うの?」

明日美「はい、このカードはブレイヴといって、スピリットに合体させることで永続的な強化を行えるカードです。デザインでお分かりになられると思いますが、単体のスピリットとしても運用可能です。合体したときはそのスピリットにコスト、BP、シンボルと色が追加され、『合体スピリット』と呼ばれるようになります。ですが非常に強力な反面スピリットがいないと専用構築にしないとできることがほとんどないので、これまた何も考えず詰め込んでも自分の首を絞めるだけですね」

美夕「うう、難しいです……」

明日美「慣れればその辺りの感覚も理解できますよ。ではこの後は実践といきましょう」

真魚「待ってました! さあ、バリバリいくわよ~!」
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by mma-island | 2010-11-12 07:16 | バトスピ部 | Comments(0)