2012年 12月 19日
バトスピ研究所第57回「乱剣戦記全カード雑感その2」
逆回りの連鎖と守護者シリーズ、そして連鎖持ちブレイヴと一気にデッキ構築の幅広がるね、今回。
白 ・近衛機オース・ミー まあ、普通の武装バニラ。 1/1の割にはBPもそんなに悪くない。 ・サテラット 重装甲青を持つデッキ破壊メタ。 基本的にそれ以上でもそれ以下でもない。 重装甲自体はLV2からでも、維持コアが2のため大して気にならないだろう。 ・氷楯の守護者オーシン 白の守護者サイクル。 ザン・トライと同じ手札増殖抑制効果を持っているため、防護効果の他に相手の動きも牽制しやすい。 しかも他の守護者とは違いこいつと黄だけはLv1から効果を発揮できるのも大きい。 ・ミサイリス 黄連鎖により相手のBPをマイナスできるが、元々の効果のブロック時BPプラスも相まって計6000BPも防御時に稼ぐことができる。 そのくせLv2のBPやコア効率も地味にいいので、自分では効果を実感できなくても相手からすれば非常にいやなカードといえる。 ・氷刃の剣使いブリギット BPパンプ効果自体は常時であり条件も緩く、それでいてコスト5のスピリットとしては素のBPは低くはない。 ただ剣使として肝心の効果はブロック時、しかもコアブーストのみと非常に押しが弱い。 せめてもうひとつ何かパンチの効いた能力がほしかった。 ・ネガ・ケルベロス BPは少々低いものの、連鎖も含め攻守にわたって強力な効果を発揮できる。 特に連鎖の効果はブロック時にも発揮できる関係上ターン中有効なのでありがたい。 ・ネガ・サーベルタイガー 疲労ブロック効果だけでもそこそこ強いが、ブロック時効果で更に硬くなる。 とはいえその分素のBPは低く、装甲もないため赤相手には注意が必要。 連鎖はドロー効果のみとはいえ手札が不足しがちな白にはありがたい。 ・ネガ・スプリンガー レオやヴァルレオ並みの重装甲を持ち、機獣なので全色装甲のサポートも可能。 まあ、それしか持っていないのでだからどうしたという扱いなのだけど。 反転勢なのに連鎖持ってないし。 ・重装騎士ゴル・マック コストはなかなかに重いので踏み倒し経由で召喚したいところ。 Lv1から強化を持っているのはまあいいとして、Lv2からのバウンス効果は不確定ながらも最大4体のバウンスが可能。 まあよっぽど武装持ちの比率を低くしない限り、武装主体に組んでいれば1~2体は安定してめくることができるだろう。 デッキを大量に削る羽目にはなるが。 ・近衛機メッセンジャー ダブルシンボル持ちがアタックしたうえに他のスピリットも回復させられるため怒涛の攻めを展開できる。 表記から強化持ちのためのものだろう。 コスト以下とはいうが他に合体してなければほとんどのスピリットを起こすことができる。 ・カタパシール アルファズル以来のシンプルな召喚時効果を持つブレイヴ。 こちらは合体条件が緩く、だがその分召喚後はバニラとなる。 連鎖と絡めて黄に、同じく連鎖を活かしつつスピリットをどかせる緑にと、白のシンボルを連鎖条件に持つ二つの色のどちらとも相性が良い。 ・鏡面世界への入り口 手札のガード効果を持ち、ハンデスはまあ少ないが、最近増えてきた手札封じを打ち破ることもできる。 Lv2からは相手に依存するものの回復効果を備えているためかなり防御力を上げてくれる。 ・ダークネスオーラ ミサイリスのブロック時と同じ効果を発揮し、BP6000の差を押し付けることができるため、連鎖を含めればパンプマジックとして脅威の性能ではある。 現状BPマイナスマジックが少ない黄には割りとありがたい存在でもあるか。 ・パーフェクトリペアー 白の回復マジックで、スピリット効果を弾いたりもできる。 強化を乗せる事を前提としているテキストであるため、光白が参戦してからの方が輝くタイプのカード。 黄 ・天使スピエル とうとう天霊に0コストが追加、しかも強化持ち。 これでLv2からだったら大概だったのだがLv1からなので問題なし。 ・弓ピッド 強化持ちのバニラで、しかも蘇生のしやすい2コスト天霊。 マジカルドローのおかげで展開に向く強化持ち天霊は非常に価値が高くなったともいえる。 ・光楯の守護者イーディス 黄の守護者シリーズ。 こいつは他の守護者と違い色特有の効果はなく強化を持つのみ。 ただしそれがこの場合非常に強い。 ただでさえ護れる範囲に強化が多い上に、マジカルドローで引っ張ってこれるわエンジェロイドで蘇生できるわと色々噛み合いすぎている。 ・バニラップ 名は体を表すという言葉を形にしたようなスピリット。 ・天使プリマ BP0のスピリットを破壊する、剣刃編からの黄において実に重要な効果を持つスピリット。 自身もBPマイナス効果を持つものの強化持ちがいないとあまり効率がよいとはいえない。 軽減用のBP1000スピリット相手でもなければ単独で効果を発揮できないところ、コスト4なので蘇生や守護ができないのは欠点か。 ・天使姫エトワール デッキ破壊メタ効果と、BPマイナス効果を持つ、まあオーソドックスな天霊。 軽減が多いためかBPはちょっと低め。 ・凶獣キュウキ 想獣サポートではあるのだが、この手の効果持ちにしてはかなり重い。 一応自分がやられてもドローはできるが、元々のBPも低いしまず真っ先にこいつがやられるのだろうからもう1コストぐらい低くても、とは思う。 ・剣士ペンタン 他に黄のスピリットがいれば悠々と戻ってくることができる。ペンタンはしぶといんです。 合体時には黄の新効果であるBPマイナス効果を発揮するが強化軸には組み込みにくい。 ガブリエレン同様ブロック時にもBPを減らせる貴重な存在なのだが。 ・幻竜皇ジラント 今度のアンブロッカブルはコスト指定。 5、6というのは割りとデッキに入っているもののあまり場に出てこず、割とすぐ合体したりと実に微妙なラインでもある。 ともあれ出てきたターンはなかなか対応できないので、いっそのこと登場ターン限定の出落ち要因と割り切るのも手か。 紫連鎖でブロックできるスピリットを減らせる可能性もあるにはあるが。 コストが重めなのが残念。 ・アーヴァンクル レベル強制操作効果を持つ黄にとって、Lv1のみとはいえブロックされない効果はそこそこ強力。 紫連鎖の効果でLv1スピリットを増やせる可能性もあるのはなかなかに厄介。 一応紫にも、コア除去によるレベル強制ダウンがあるしね。 ・エンジェルエッグ 今後出るのかどうかはわからないが、強化持ちの大型を軽々と呼び出せる。 現状ではララファエルが筆頭候補ではある、というかほぼ専用。 合体条件も緩いため、バニラブレイヴ扱いでもそこそこ使い勝手はいい。 ・光射す丘 天霊デッキのドローソースなのだが、よっぽどのゾンビ相手でもない限り相手のライフにも限りがあるので初手に引き込んでおきたいカード。 Lv2効果も強化天霊デッキにとっては非常に美味しい効果である。 低コストはイーディスで、高コストはこのネクサスで護るのが理想形か。 ・スティールハート 相手のシンボルを消すためライフでダメージを受けることはなく、連鎖用のシンボルを潰したりもできる。 とはいえわざわざ積むほどのカードでもなさそうだが。 ・ライトニングアタック 単純にBPマイナス効果だけを考えれば使い勝手はエンジェリックプレッシャーにはるかに劣る。 連鎖が付いておりそこそこの除去範囲を誇るのだが、連鎖用のシンボルを確保しないといけないのでやや厳しい。 青 ・ドラットフィッシュ まあ異合バニラですね。 軽減シンボルがないため使い勝手は少々微妙。 ・海楯の守護者ジャイルズ 青の守護者サイクル。 青の低コスト強化を護りつつデッキ破壊も行えるため地味に重要。 ただ自身がデッキ破壊効果を発揮するためにはLv2にしないといけないのが玉に瑕だが。 ・タツノ・ドラコ アタック時はひとつうえのレベルになれるため、受けに回るとき以外はLv3にする必要性を感じない。 ましてや維持コアもそこそこ重い。 ・トライデントのデータス ロコモやホープと違い強襲は持っていないが、その分軽減が1多くBPがこのコストにしては非常に高い。 ただ、やはり攻撃機会が大いに越したことはないというので、あまり使われないだろう。 粉砕持ちとしてのパワー自体はなかなかのものなのだが。 ・カモオネ コアブースト効果を持つが相も変わらずネクサスのみ。 なので緑のように後攻1ターン目にコアブーストできず、バランスも取れている。 連鎖でもコアブーストできるため、緑青デッキならば貴重なコアブ要因となるだろう。 ・波濤の剣使いアカシ 青らしい低コスト破壊能力を自身で持ちながらも自分の青スピ全体にばら撒く。 軽減がやや微妙かつ、全色に出た守護者シリーズのため少々不安があるが。 ・破戒僧サンゴジョー コストはそこそこだが軽減は重め。 今まで青にあったブロックできないスピリットを破壊できる効果で、今までのものと違って自分の上だけでなくフィールドのどのコアを使ってもいいというのが嬉しい。 こいつがLv1の状態でも使えるし。 ・異海獣シーポリープ 低コスト破壊と連鎖による疲労で相手の場をこじ開けながら殴りつけるスピリット。 ただしそこそこ重いくせに効果が実質ひとつだけなのでどこか物足りない。 ・戦騎将パトロクロス 強化デッキに降って沸いた脳筋さん。 アレクサンダー13と違って起き上がる回数に制限はないので、殴るには貧弱な低コスト強化の数だけダブルシンボルがアタックできるのは素晴らしい。 コストは重めなものの軽減も多く、効果もLv1から使えるため8コストの割には使いやすい。 自身も強化を持っているため、さりげなくフェスキーナに対応しているのも○。 ・サイクロ・アームズ 青の破壊耐性効果という珍しいものなのだが、そのための代償が少々痛い。 ネクサスひとつをわざわざ割らないといけないためリスクが高すぎる。 巨人城砦と組み合わせてリスクを軽減したいところ。 ・コノハガニン 連鎖を与えるブレイヴで、割と使いやすい。 連鎖自体はコアブーストなのだが、それが発動しなくてもアタック時効果は割りと強め。 ・海の主の大口 低コストのアタック自体を完全に封じるが、自分の闘神勢も止まってしまうので強化デッキには入らないか。 Lv2にしておけば相手のアタックに付随する効果は封じることができるのだが、オリンスピアとは違い若干の使いにくさを感じる。 自分がリザーブのコアを1個置いてそいつのアタック時効果を封じる、とかなら強かったのだが。 ・コールオブディープ ブロックされないスピリットを葬れるため、最近増えてきたあれやらこれやらを吹き飛ばすことができる。 だがそもそもこの手の効果のカードはもっと範囲が広いやつらが出ているが、アンブロッカブルが蔓延っているような環境ぐらいしか見なかった。 こいつは連鎖で普通の疲労マジックとしても使えるため、むしろ連鎖を期待して突っ込んだ方がいいだろう。 緑に突っ込んだ場合は、これで苦手なシユウに対処することができるようになった。 ・フィニッシュブロー 新たなデッキ破壊マジック。 7枚破棄はなかなかに大きいが、そのためには相手を力比べで破壊しないといけない。 この手の効果に珍しくBPパンプも一緒に内蔵しているため、よっぽどの相手とぶつからない限りは大丈夫だろう。 Xレア ・滅龍帝ジエンド・ドラゴニス ダブルシンボルかつ自らのスピリットを犠牲にしながら起き上がってくる。 コア回収効果はまあおまけとしても、BPといい2種類の回復効果といい、凄まじいまでの脳筋ごり押しスピリット。 系統サポートは現状何も受けれないという虚しさはあるものの、それを補って余りあるパワーがある。 回復効果は主にLv2からのものを使っていくことになるだろう。 ・黒き骸王バルトアンデルス アタック時はコスト制限が付いているものの、それでも結構な範囲に対しての疲労破壊を仕掛けるオーソドックスな効果。 連鎖は1弾のときとは反対回りで、強制ブロックを持たせることができる。 そしてこのスピリットの特徴的な効果は破壊時効果で、ランダムハンデスだけでもなかなかに強力なのだが、それがスピリットだったのならば破壊無効+回復というおまけつき。 効果が不確定ではあるが、捨てるカードはこちらが選択するため、このスピリットに対する相手の反応で手札の状況をある程度判断することも可能となっている。 ・鳥武神シシグイ 疲労、BPパンプ、回復とこれ一枚に三種のサポートが詰め込まれた、系統サポートとして非常に強力な一枚。 Xレアだからこそ可能な、5コストとはとても思えないほどの密度である。 とはいえ現状爪鳥を使って組めるデッキはたかが知れているため、4弾でくるであろう光緑が出るまで我慢したい。 ・黒天狐ネガ・ナインテイル 効果は特殊召喚を除けばひとつしかないが、ついに2色分の連鎖がくっ付いた。 逆回りと今までの色の連鎖がくっ付いているためまともにやると混色に苦労するだろうが、そこはミッドナイト・サンで補いたいところ。 元々のBPが高めなので戻せる範囲も広く、おまけに連鎖でバーストも封じてしまう。 しかも黄連鎖の方は何の条件もなくアンブロッカブル能力を持っているため非常に強力な1枚だろう。 ・大天使ララファエル BP0にしたときにデッキトップ送りの効果を使えることができ、相手のドローロックをすることができる。 BPマイナス効果によるBP0にしやすい軽量スピリットを送り込むことによって終盤にも相手の行動を縛ることになる。 またアタック時のBPマイナスが天霊持ち全体にかかるため、このスピリット以外のアタックで一気に2回分のBPマイナス効果を発揮することができ、強化も相まってBPマイナス効果の強力な後押しとなっている。 もちろんアタック時BPマイナス効果を持っていない天霊でも、それこそただ強化が付いてるだけの奴でもBPマイナス効果を発揮できるため、BPマイナス効果を主軸とする場合は必要不可欠……とはいかなくてもいるのといないのとではかなり変わってくる。 ・森羅龍樹リーフ・シードラ 場にあるシンボルのバースト以外禁止と、その発動条件から色を選ばず積まれやすいバーストの利点を消し去ってくれる。 更にこのスピリットのアタック時限定とはいえネロよりも強力なマジックを封じる効果もあるため、相手の息の根を止めるフィニッシャーとしては破格の性能を持つ。 さらには連鎖によりブロックしても相手のライフをぶち抜くので、素のダブルシンボルも含め非常に性質が悪い。 ・咎人の骨剣エグゼキューショナーズ 闇の紫のソードブレイヴ。 不死を持つため使いまわすことができ、合体時には自身を犠牲にしてデッドリィバランスと同様の効果を与えることができる。 手札を使わずに今も紫の筆頭ともいえるマジックの効果を使用でき、かつ不死も持つため何度でも使いまわすことが可能となっている。 ただこいつ自身がブレイヴとしては割と強力なスペックであるため使い所を選ばなければならない。 ・光翼の神剣エンジェリックフェザー 光の黄のソードブレイヴ。 BPマイナス効果の他に、更に回復効果まで付いてくる。 1体につき1回という回数制限があるものの、スピリットがいればいるほどその分回復できるのでアタックの順番をよく考えていきたいところ。
by mma-island
| 2012-12-19 02:07
| バトルスピリッツ
|
カテゴリ
外部リンク
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|